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ウイルス増殖を抑制する新薬剤を開発 「CDK9」の存在と、新薬の期待 [ニュース]


幅広い種類のウイルスの増殖を抑える薬剤を開発したという
ニュースは、すごく気になったので、取り上げてみました。

もし、これが実現すれば、
かなりスゴイことになると思っています。

現在は、ウイルスに作用する薬ってほとんどないので、
是非とも頑張ってほしいですね~。




もともとウイルスは、感染相手(宿主)の細胞に規制して、
タンパク質を合成して増殖していきます。

これまでに薬は、
ウイルスの 特定のタンパク質を標的にして
その機能を抑えるっていう仕組みでしたが、

ウイルスがタンパク質の構造を変化させて
問題の「耐性」を作って、薬が効かなくなるってのが厄介でした。




京都大医学研究科の萩原正敏教授らのグループは、
「ウイルスの増殖に必要な感染相手のタンパク質の働きをなくす」
という手法を考えて、

遺伝子の合成をコントロールするタンパク質「CDK9」
の働きをなくす合成物を開発。




もう少しわかりやすく言うと、

ヒトの細胞などを使った実験では、
「CDK9」の働きを妨げる合成物を投与すると、 ウイルスの増殖を抑える効果があることがわかったというもの。

また、ヒトや動物の細胞では別のタンパク質で
CDK9の機能をカバーできるため、

副作用の心配は少ないことは、この作用の凄さを後押ししますね。





今回のこの合成物は、
風邪などを引き起こすアデノウイルスを始め、エイズウイルス

子宮頸(けい)がんの原因となるパピローマウイルスなどにも
効果が期待できるというから驚くを隠せません。




また、この薬は飲み薬としても使えると言われていて、
来年度には京大病院で臨床研究を始める予定だそうです。


新薬の開発には、多くの資金が必要だといいますが、
このようなプロジェクトに日本も援助出来る体制がほしいですね。

もしかすると、このお薬の開発次第で、
多くの命が救われ、症状の軽快にも力を発揮するはずです。



いい結果が出ることを期待したいものです。










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